たくさん本を読んでいると「同じ本を買ってしまった」「どの本を読んだのかわからない」「せっかく読んだのに内容を忘れてしまった」といった悩みが出てくるものです。
そんなときに便利なのが、読書記録アプリです。
読書記録アプリを使えば、すでに読んだ本を記録したり、本を読んでいる最中に思いついた閃きや気付きをメモしたり、読書をこれまで以上に便利に楽しく行えるようになります。
しかし、読書記録アプリにはたくさんの種類があるため、どれを使えばいいか迷っている人も多いでしょう。
そこでこの記事では、おすすめの読書記録アプリを9つ厳選して紹介します。読書記録アプリの選び方も合わせて解説しますので、ぜひ自分にぴったりの読書記録アプリを見つけてみてください。
読書アプリで記録!選び方の5つのコツ
読書アプリを選ぶ際には、自分のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。以下の5つのコツを押さえれば、きっと理想の読書アプリに出会えるはずです。
- 無料で使用できる
- 本の登録方法が便利
- メモ機能がある
- データ化が容易
- SNS機能がある
ここからは、それぞれの項目について詳しく解説します。
無料で使用できる
読書記録アプリを選ぶ際にまず注目したいのが、無料で使用できるかどうかです。
多くの読書記録アプリは基本機能を無料で利用できます。無料版でも十分な機能を備えているアプリを選べば、コストをかけずに読書記録を始めることも可能です。
ただし、無料版には広告が表示されたり、登録できる本の冊数に制限があったりする場合があります。
課金することで広告の非表示や登録冊数の制限をなくすなどより便利に利用できるため、自分の読書量や使用頻度に応じて、無料版で十分か、有料版にアップグレードする必要があるかを検討するといいでしょう。
無料の読書記録アプリをいくつか使い、自分にぴったりのものを探してみるのがおすすめです。
本の登録方法が便利
読書記録アプリを選ぶ際には、本の登録方法もチェックしておきましょう。
読書量が多い人や手軽に登録したい人に欠かせないのが、「バーコードスキャン機能」です。
本の裏表紙にあるバーコードをスマートフォンのカメラで読み取るだけで瞬時に書誌情報を登録できるため、多くの本を効率的に記録したい人におすすめです。
また、著者名や作品名などで検索可能な「キーワード検索機能」があるかどうかも確認しておきましょう。
キーワード検索できる読書記録アプリであれば、同じ著者の本の検索や新刊のチェックが簡単にできます。
本の登録作業に時間を取られることなく、手軽に読書記録をつけられますよ。
メモ機能がある
本の登録作業に時間を取られることなく、手軽に読書記録をつけられますよ。
データ化が容易
読書記録をつけることで、読んだ本や冊数、ページ数など自分の読書量を把握したい人は、データの管理や出力が簡単にできるものを選ぶといいでしょう。
特に、読書量や読了数などをグラフで示してくれるグラフ機能は、自分の読書習慣を客観的に分析するのに役立ちます。
また、読書記録アプリの中にはCSVデータのインポートやエクスポートができるものもあります。データをバックアップしておきたい人にもおすすめです。
この他にも、読書量の目標が設定可能なものもあり、これまで以上にたくさん本を読みたい人、読書のモチベーションを高めたい人はこのような機能があるものを選ぶといいかもしれません。
SNS機能がある
読書記録アプリの中には、SNS機能があるものも多くあります。
SNS機能を備えたアプリを選べば、感想の共有や他のユーザーとの交流ができ、新たな視点や思いがけない本との出会いにつながるかもしれません。
読書は一人だけでも十分楽しいものですが、他の人と共有してもまた別の楽しさを味わえるものです。
自分が書いた書評を誰かと共有したり、反対に他の人の感想を共有してもらったり、SNSでいいねやコメントをしたりなど、さまざまな形でコミュニケーションを楽しめるのも魅力でしょう。
おすすめの読書管理アプリ9選
読書記録アプリは数多くありますが、ここではその中でも特におすすめのアプリを9つ厳選して紹介します。
それぞれの特徴をチェックして、自分にぴったりのアプリを見つけてみてください。
行間知読書
出典元:行間知読書
『行間知読書』は、読書による閃きや気付きを「行間知メモ」としてスマホに保存できる便利なアプリです。
音声登録ができ、メモもペンも必要なし。面倒な走り書きをしなくても、通勤中や通学中に読書メモや読書の記録が作成できます。
単に読書を記録するだけでなく、自分が得た閃きや気付き、独自の洞察や問題に対する仮説などを行間知メモに残せるため、普段の読書体験をさらに高い段階に昇華できます。
「読了メモ」機能では、読んだ本の感想や評価、読後の取り扱いなども管理可能です。
作成した行間知メモは、X(旧Twitter)に投稿することもできるので、ぜひ活用してみてください。
料金
無料
バーコードスキャン
可能
メモ機能
あり
SNS機能
あり
読書管理ビブリア
出典元:読書管理ビブリア
『読書管理ビブリア』はシンプルな操作性が特徴のアプリです。
バーコードスキャンやタイトル・著者・ISBNで簡単に本を登録でき、SNSへの共有も可能です。読書メーターやブクログといった他社アプリとの連携もできます。
登録した情報は読書データとして振り返りができるため、自分の読書量を把握したい人にもぴったりのアプリです。
料金
無料
バーコードスキャン
可能
メモ機能
あり
SNS機能
あり
読書管理ブクログ
出典元:読書管理ブクログのアプリ
『読書管理ブクログ』は、読書に役立つ便利な機能が詰まったアプリです。
バーコード読み取りによる本の情報登録ができるのはもちろん、好きな著者の作品の新刊通知が受け取れる機能もあります。
ダッシュボードでは、読んだ冊数のグラフなどさまざまなデータを確認可能です。読書目標や読書日数のカウント機能もあるため、読書のモチベーションを保ちたい人にも向いています。
料金
無料
バーコードスキャン
可能
メモ機能
あり
SNS機能
あり
Libra Mate
出典元:Libra Mate
直感的な操作でストレスフリーに読書記録がしたい人は、『Libra Mate』がおすすめです。
小説はもちろん、雑誌や漫画などあらゆるジャンルの本をまとめて登録でき、読んだすべての本をすっきり管理できます。
バーコードスキャンやWEB検索からの登録に加えて手動での登録も可能で、「検索では出てこない…」という本も簡単に登録できるので安心です。
シリーズものは自動でまとめてくれる機能があるため、手間をかけずに管理できるのも魅力でしょう。
読書メモやお気に入り登録といった機能も利用できます。
料金
無料(アプリ内課金有り)
バーコードスキャン
可能
メモ機能
あり
SNS機能
–
Evernote
出典元:Evernote
『Evernote』はノートやTo-Doリスト、スケジュールの管理アプリですが、読書記録にも活用できます。テキスト、画像、音声など、多様な形式でメモを取れるのが特徴です。
専用の読書記録アプリではないため本の管理機能やグラフ表示などはありませんが、「読みたい本」などの名前でタグをつけておくことで、簡単に管理ができます。
自分独自の読書記録フォーマットを作りたい人や、仕事や学習のメモと読書記録をまとめて管理したい人におすすめです。
Evernoteはスマホアプリはもちろん、Webブラウザ上でも自由にアクセスできる柔軟さも魅力でしょう。
料金
無料(アプリ内課金有り)
バーコードスキャン
–
メモ機能
あり
SNS機能
あり
蔵書マネージャー
出典元:蔵書マネージャー
『蔵書マネージャー』は、持っていない本の探しやすさや、無制限に作成できるフォルダが特徴の読書管理アプリです。
検索時にすでに登録されている本があると「登録されています」と表示されるため、同じ本の二度買いを防げます。
フォルダが制限なく自由に作れることも魅力で、多くの本を持っている人も自分の使いやすいように管理可能です。
グラフによる購入数・金額・読了数のチェックもできるので、自分の読書状況を把握したい人にもぴったりでしょう。
料金
無料(アプリ内課金有り)
バーコードスキャン
可能
メモ機能
あり
SNS機能
–
My読書ノート
出典元:My読書ノート
『My読書ノート』は、読んだ本や読みたい本の登録がスワイプ&タップで簡単に行えるアプリです。
バーコードスキャンだけでなく手動登録もできるため、絶版本や古い本も自分で写真を撮影して記録を残せます。
My読書ノートの大きな特徴が、お気に入り図書館の登録や蔵書確認ができる機能です。
図書館の蔵書・貸出状況が一目でわかるので、図書館をよく使用する人にぴったりでしょう。返却日前に通知を受け取ることも可能です。
料金
無料(アプリ内課金有り)
バーコードスキャン
可能
メモ機能
あり
SNS機能
–
Readee
出典元:Readee
『Readee』は楽天グループが手掛ける読書記録アプリです。
楽天との連携機能が特徴で、楽天で購入した書籍情報は自動でアプリに反映されるため、普段から楽天を使用している人は非常に便利に活用できるでしょう。
また、読書記録の管理のしやすさも特徴です。自分で自由に本棚をアレンジでき、5階層までの階層化も可能。友達にも共有できます。
料金
無料
バーコードスキャン
可能
メモ機能
あり
SNS機能
あり
読書管理Yomoo
出典元:読書管理Yomoo
「難しいアプリは使いこなせない」「読書をシンプルに管理したい」という人には『読書管理Yomoo』がおすすめです。
会員登録やログインが一切不要で利用でき、ミニマルなデザインのアプリでシンプルに読書管理ができます。
本棚機能では、「読んだ」「読みたい」の2種類で本を管理。読書後には本の評価をつけることも可能です。
メモ内には画像も登録できるので、自由度が高い読書メモを作成できるでしょう。
料金
無料(アプリ内課金有り)
バーコードスキャン
可能
メモ機能
あり
SNS機能
–
まとめ
読書記録アプリは、自分の読書量をデータ化したり、メモを取ったりすることで、読書体験をこれまで以上に充実したものにできます。
「読書で得た知識をこれまで以上に活かしたい」「自分の読書記録を管理したい」「読書目標を立てたい」という方は、ぜひ読書記録アプリを活用するのがおすすめです。
どのアプリも基本的な機能は無料で利用できるため、いくつかのアプリを使ってみてぜひ自分にぴったりのものを見つけてみてください。
読書で得た閃きや気付きをメモとして残しておきたい方には読書記録アプリ『行間知読書』がおすすめです。
行間知読書を使えば音声でメモを入力でき、本棚から書籍を引っ張り出さなくても、いつでも自分の閃きが詰まった「行間知メモ」を読み返すことができます。
同じ書籍を読んでいるその他読者の「行間知メモ」も閲覧可能なため、他者の知性に触れることも可能です。無料で利用できるため、ぜひ活用してみてください。
▶行間知読書のダウンロードはコチラから